Excelでたくさんのデータを扱うと、上の見出し行や左の項目名がスクロールで見えなくなることがありますよね。
そんなときに便利なのが「ウィンドウ枠の固定」という機能です。
今回は、この機能の基本と使い方をわかりやすく解説します。
ウィンドウ枠の固定とは？
「ウィンドウ枠の固定」とは、特定の行や列をスクロールしても画面上に固定表示できる機能です。
たとえば、1行目に表のタイトルや見出しがある場合、スクロールしても常にそれを表示させることができます。
これにより、今どの項目を見ているのかが一目でわかるようになり、作業効率がぐっと上がります。
よく使うパターン3つ
① 上の見出し行（1行目）だけ固定したいとき
操作手順：
- メニューの「表示」タブをクリック
- 「ウィンドウ枠の固定」→「先頭行の固定」を選択
これで、スクロールしても1行目が固定されて見えるようになります。
② 左の項目列（A列）だけ固定したいとき
操作手順：
- 「表示」タブをクリック
- 「ウィンドウ枠の固定」→「先頭列の固定」を選択
左の列にある項目名が常に表示されるようになります。
③ 特定の行と列を同時に固定したいとき
たとえば、「上の2行」と「左の1列」を固定したい場合です。
操作手順：
- 固定したい行の下、列の右にあるセルをクリック（例：B3セル）
- 「表示」タブをクリック
- 「ウィンドウ枠の固定」→「ウィンドウ枠の固定」を選択
すると、B3セルの左と上が固定範囲になります。
固定を解除するには？
「ウィンドウ枠の固定」→「ウィンドウ枠の解除」で、いつでも元に戻すことができます。
まとめ
- 表の見出しや項目が見えなくなると作業効率が下がる
- 「ウィンドウ枠の固定」で行や列を見やすく保てる
- 先頭の行、先頭の列、自由な位置での固定に対応している
- 必要がなくなったら解除も簡単
Excelの見やすさがぐっと上がるテクニックなので、ぜひ使ってみてください！
