Excelで連番や曜日などの繰り返しデータを入力するのは大変ですが、「オートフィル機能」を使えば、あっという間に入力できます。今回は、基本的なオートフィルの使い方をご紹介します。
■ オートフィルとは?
オートフィルは、セルの右下の「■(フィルハンドル)」をドラッグするだけで、連続したデータを自動入力できる便利な機能です。
■ 使い方の基本
- 連続させたいデータを1つ入力します。
例:「月曜日」や「1月」 - 入力したセルをクリックして選択します。
- セルの右下の「■」にカーソルを合わせると、「+」のマークが表示されます。
- そのままドラッグして、隣や下のセルに引っ張ると、自動でデータが入力されます。
■ よく使うパターン
入力 | オートフィルの結果 |
---|---|
「月曜日」 | 「月曜日, 火曜日, 水曜日, …」 |
「1月」 | 「1月, 2月, 3月, …」 |
■ 応用編:2つのセルを使って数列を作る
1つのセルのフィルハンドルを伸ばすだけでは、思ったように連番ができない場合もあります。例えば数字の「1」を伸ばしても「1, 1, 1, 1 …」と同じ数字が入力されてしまいます。そういう場合は、参照セルを複数にしてみましょう。
- 「1」「2」など、連続する2つの値を上下または左右に入力します。
- 両方のセルを選択してから、フィルハンドルをドラッグすると、自動で規則的な数列になります。
例:「1, 2」→「3, 4, 5, 6, …」 「1, 3」→「5, 7, 9, 11 …」
■ まとめ
オートフィルは、知っているだけで入力作業がグッと速くなる便利機能です。
ぜひ試してみてください!