「セル」とか「シート」って、なんとなく使っているけれど、どういう意味かはよくわからない…ということも多いのではないでしょうか。
この記事では、Excelの基本構造を理解することを目的に、少しずつ丁寧に解説していきます。
第1回目の今回は、「Excelの全体像」と、その中でも特に重要な 「ブック」と「シート」 について、実際の使い方とともにわかりやすく紹介します。

1. Excelは「本(ブック)」でできている
Excelのファイルは、ただの表ではなく、「ブック(Workbook)」=1冊のノートや帳簿のような単位になっています。
- Excelファイルを開いた状態=1冊のブック
- ファイルの拡張子:
.xlsx
🔍 たとえば…
- 「請求書まとめ.xlsx」→ これは1つの“ブック”
- その中に「1月分」「2月分」といった複数のシートが入る、というイメージです。
2. ブックの中に「シート」がある
1つのブックの中には、**複数の「シート(Worksheet)」**を入れることができます。
- シートは、1ページの表のようなもの。
- よく使われる例:月別、支店別、担当者別のシートをまとめて管理。
📌 シートの名前は、下のタブ(「Sheet1」「Sheet2」など)で確認・変更できます。
🔁 よくある操作:
- +マークで新しいシートを追加
- 右クリック → 名前の変更や削除
- ドラッグして並び替え
3. 次回は「セル」と「セルの住所」へ
ブック → シート → とくれば、次は「セル」。
シートの中には、縦横に並んだ**小さなマス目=「セル(Cell)」**があり、ここに実際のデータを入力していきます。
次回は、セルの「名前」や「住所(A1、B2など)」のしくみを、わかりやすく解説します。