Excelで大量のデータを扱っていると、特定の値や文字列を探すのに苦労することはありませんか?
そんなときに便利なのが「検索機能」です。
今回は、Excelで使える基本的な検索方法についてご紹介します。
■ 検索機能の基本
Excelで文字列や数値を検索したいときは、次のショートカットが便利です。
Ctrl + F(Macでは Command + F)
このショートカットを押すと、「検索と置換」ダイアログボックスが表示されます。
■ 検索の使い方
- ショートカット Ctrl + F を押す
- 「検索する文字列」欄に探したい言葉を入力
- 「次を検索」をクリック
該当するセルが順番にハイライトされていきます。
■ 検索オプションの使い方
「オプション」ボタンをクリックすると、より詳細な条件で検索できます。
オプション | 説明 |
---|---|
検索対象 | 数式、値、コメントなどから選択可能 |
検索場所 | シート全体か、ワークブック全体かを選べる |
検索方法 | 行単位で検索 or 列単位で検索 |
完全に一致するセル内容だけを検索する | 部分一致ではなく、完全一致だけを対象にする |
特に「ワークブック全体から検索」は、複数のシートをまたいで調べたいときに便利です。
■ よくある使い方の例
- 顧客名簿から、特定の人の名前を探す
- 売上データの中から、特定の商品名を見つける
- 数式の中に特定のセル参照(例:B2)が使われているかを調べる
■ 検索+置換でもっと効率化
検索機能の隣にある「置換」タブを使えば、一括で文字を置き換えることも可能です。
これは別の記事で詳しく紹介予定ですが、「部署名を一括で変更したい」などの場面で重宝します。
■ まとめ
Excelの検索機能は、シンプルですがとてもパワフル。
大量のデータを効率よく扱うためにも、ぜひショートカットと一緒に活用してみてください。