Excelを使っていると、「今日の日付を入れたい」「今の時刻を表示したい」と思うことはよくあります。そんなときに便利なのが NOW関数 と TODAY関数 です。入力するだけで、自動的に現在の日付や時刻を表示してくれるので、手入力の手間を省けます。
1. TODAY関数の使い方
TODAY関数は「今日の日付」を自動で表示します。
入力方法はとてもシンプルです。
=TODAY()
これだけでセルに今日の日付が表示されます。
例えば、2025年9月3日に入力した場合は「2025/9/3」と表示されます。
📌 ポイント
- 毎日Excelを開くたびに、自動的に更新されます。
- 報告書や日報に便利です。
2. NOW関数の使い方
NOW関数は「今日の日付」と「現在の時刻」を一緒に表示します。
=NOW()
これを入力すると、例えば「2025/9/3 23:10」といった形で表示されます。
📌 ポイント
- 日付と時刻をまとめて表示できます。
- 会議の記録やログ管理などに役立ちます。
3. 表示形式を変えてみよう
TODAY関数やNOW関数は、セルの 表示形式 を変えることで見やすくできます。
- 日付だけ表示したい → 「日付」形式を選択
- 時刻だけ表示したい → 「時刻」形式を選択
- 「yyyy年m月d日」など好みの形式に変更可能
👉 例えば、NOW関数を使って「2025年9月3日(水)」のように表示することもできます。
4. 実務での活用例
- 日報や議事録に今日の日付を自動挿入
- 勤怠管理表で出勤・退勤時間を記録
- 見積書・請求書で発行日を自動表示
毎回手入力する必要がなくなるので、入力ミスも減らせます。
5. 注意点
- ファイルを開いたタイミングで更新されるため、「その時の日時を固定したい」ときは注意が必要です。
- 固定したい場合は、セルをコピーして「値貼り付け」を行うと、その時点の日時を残せます。
まとめ
- TODAY関数 → 今日の日付だけを表示
- NOW関数 → 今日の日付と現在の時刻を表示
- 表示形式を工夫すれば、用途に合わせて見やすくできる
これらの関数を知っておくと、日付や時間の管理がグッと楽になります。ぜひ日常業務に活用してみてください!